研磨の品質で
製造を支える

三和産業は1918年の創業以来、半導体・医薬・化学プラントなど品質要求の高い現場で選ばれてきた研磨専門企業です。ステンレスからチタン、特殊金属まで幅広い素材に対応し、全国・海外への出張研磨も承っています。工法選びに迷われている段階でも、用途と材質をお伝えいただければ、条件に適した工法をご提案いたします。

創業1918年。日本のモノづくりを
支え続ける研磨品質

三和産業は山口県下松市に本社を構え、創業から100年以上にわたり研磨技術を磨いてきた専門企業です。

日立製作所をはじめとする大手製造業の品質基準に応え続けてきた実績があります。電解研磨用設備6台、電解複合研磨用設備5台、最大10tのホイストクレーン8台を保有し、大型部品から精密部品まで取り扱える体制を整えています。クラス10,000のクリーンルーム、表面粗さ測定器(ミツトヨ製・JIS1994/2001対応)2台、カラーレーザー顕微鏡(キーエンス製)、工業用ビデオスコープ、蛍光X線分析計など、加工から検査までの一貫体制で品質を担保しています。

受託加工だけでなく、工場から搬出できない大型設備への出張研磨にも日本全国・海外で対応しています。

主要取引先

日立製作所、日立ハイテク、トクヤマ、東ソー、山九、高田工業所、東京エレクトロン、KOKUSAI ELECTRICほか

特許技術・独自技術

  • 鏡板部の電解研磨装置
    (特許第2946266号)

    大型鏡板の内面を均一に電解研磨する装置

  • チタン電解研磨

    難削材であるチタンの鏡面化を可能にした独自技術。山口大学工学部・九州歯科大学との産学連携で実用化

  • SUSECP(サスイーシーピー)

    3次元形状のステンレスをナノレベルの超鏡面に仕上げる電解複合研磨技術

三和産業の研磨が
選ばれる5つの理由

6つの工法から、用途に適した
研磨を選定

電解研磨・バフ研磨・電解複合研磨・不動態化処理・チタン電解研磨・出張研磨を保有しています。目的(耐食性向上、鏡面化、清浄化)と制約条件(材質、形状、サイズ)に応じて、過不足のない工法を提案します。

特許技術によるチタン鏡面化

チタンは「粘性膜による通電遮断」が課題で鏡面加工が難しい素材です。
三和産業は2002年の研究開発開始以降、技術蓄積を続け、電解研磨技術を安定化させました。Ti 1種・Ti 2種・Ti JIS60種などの鏡面化に対応しています。

全国・海外の現場へ出張研磨

プラント設備、大型タンク、配管など、搬出できない対象物をその場で研磨。バフ研磨・電解研磨・電解複合研磨を現地で実施します。

大型設備から精密部品まで対応

最大10tのクレーン設備を8台保有し、大型部品の取り扱いにも対応。半導体装置向けの精密部品から工場設備規模の大型対象物まで、幅広いサイズレンジで加工が可能です。

検査・測定体制を完備

表面粗さ測定器(ミツトヨ製2台)、カラーレーザー顕微鏡(キーエンス製)、工業用ビデオスコープ(オリンパス φ6mm-7.5m)、ハンドヘルド蛍光X線分析計(オリンパス製)を使用。仕上がり品質を数値で確認し、測定データの発行にも対応しています。

研磨の業者選定でこんな
お悩みはありませんか?

品質不良・ムラによる手戻り

品質不良・ムラによる手戻り

研磨後の白濁やムラ、指定のRa値が出ないなど、仕上がり品質のばらつきに悩んでいませんか。やり直しのたびに納期が遅れ、コストもかさむ状況です。

特殊材・大型で断られる

特殊材・大型で断られる

チタンや特殊金属の研磨、サイズ・重量が大きい部品を理由に「対応できない」と断られ、依頼先が見つからない。難条件の研磨ほど、受け入れ可能な会社は限られます。

動かせない設備の劣化

動かせない設備の劣化

工場から搬出できない大型タンクや配管の汚れ・腐食が進行しているが、現地で対応できる研磨会社が見つからない。設備停止の時間もできるだけ短くしたい。

矢印

研磨トラブルや対応不可と断られる原因の多くは、対象物の材質・サイズ・環境を考慮しない、
画一的な工法選択にあります。溶接部の組織変化や介在物の影響、あるいは現地での施工条件など、
ミクロ(金属組織)からマクロ(設備環境)までの課題を多角的に分析。
6つの工法から最適解を導き出し、難条件でも要求品質を確実に実現します。

事例画像
【解析例】SEM(電子顕微鏡)による表面分析
材料の介在物や組織状態まで可視化し、最適な工法を導き出します

用途・材質×6つの工法で、
最適解を導き出す

研磨の目的(耐食性向上・鏡面化・清浄化・外観改善)と制約条件(材質・サイズ・形状・現地作業の要否)から、オーバースペックにならない工法を選定し、コストと品質を両立します。複数工法の組み合わせ(例:バフ研磨で下地を整え、電解研磨で仕上げる)にも対応可能です。

工法 耐食性向上 鏡面化・光沢 清浄化 超鏡面
(ナノレベル)
電解研磨
バフ研磨
電解複合研磨
不動態化処理
チタン電解研磨
出張研磨
(バフ/電解/複合)
区分 対応材質例
ステンレス SUS304(L)、SUS316(L)、SUS303 など
チタン Ti 1種、Ti 2種、Ti JIS60種
特殊金属 ハステロイC-22、インコネルI-600、カーペンターC-20
その他 アルミニウム(A5052 / A2014 等)、純タングステン、純モリブデン

三和産業の研磨技術と表面処理

電解研磨

電解研磨とは、電解液中で金属表面の凸部を電気化学的に溶解させ、平滑化する研磨工法です。0.01〜0.1μmの微小凹凸から数μmの比較的大きな凹凸まで除去し、独特の光沢面が得られます。

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バフ研磨

バフ研磨とは、綿やフェルト、サイザルなどの繊維素材で作られた研磨輪を高速回転させ、研磨剤を塗布しながら表面を機械的に磨く工法です。

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電解複合研磨

電解複合研磨とは、電解研磨(溶かす)と物理研磨(削る)を同時に行い、ナノレベルの超鏡面仕上げを実現する工法です。三和産業は3次元形状のステンレスに対応する独自技術「SUSECP」を保有しています。

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不動態化処理

不動態化処理とは、ステンレス表面に存在する不動態被膜(酸化被膜)を人工的に強化し、防錆力・耐食性を向上させる処理です。外観・寸法への影響がほとんどありません。

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チタン電解研磨

チタン電解研磨とは、難削材であるチタンに対して電解研磨で鏡面化を可能にした三和産業の特許技術です。特許技術を起点に改良を加え、死の谷を越えた技術となり、安定生産可能です。

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出張研磨

出張研磨とは、日本全国・海外の現場に技術者が出向き、搬出できない設備をその場で研磨するサービスです。バフ研磨・電解研磨・電解複合研磨を現地で実施できます。

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ご相談から納品・現地施工
までの流れ

研磨したい対象物の情報をお送りください。用途と条件に応じて、適した工法と加工プランをご提案します。

STEP 1:仕様共有・ご相談

仕様共有・ご相談

研磨したい対象物の情報をお送りください。お伝えいただきたい項目は以下のとおりです。

  • ・部品名(例:真空チャンバー、配管、タンク、継手)
  • ・材質(例:SUS316L、Ti 2種)
  • ・サイズ(最大径・長さ・重量の目安)
  • ・希望仕上げ(鏡面、ヘアライン、Ra目標値など)
  • ・作業場所(工場持込 / 現地出張)
  • ・納期の目安
  • ・写真(全体と対象箇所のアップ)

図面がない現物のみでも対応可能です。

STEP 2:工法提案・お見積もり

工法提案・お見積もり

用途と条件に応じて、適した工法と加工プランをご提案します。概算費用と納期の目安をあわせてお伝えします。

STEP 3:テスト加工(サンプル研磨)

テスト加工
(サンプル研磨)

量産前にサンプル品で試験研磨を実施します。仕上がりと品質基準をすり合わせてから本加工に進みます。

STEP 4:本加工・検査

本加工・検査

本加工後、表面粗さ測定をはじめとする所定の検査を行い、仕上がり品質を数値で確認します。

STEP 5:納品(または現地施工完了)

納品
(または現地施工完了)

梱包・発送、または現地施工完了後にお引き渡しとなります。検査データの発行にも対応しています。

よくあるご質問

図面がない現物のみですが
対応可能ですか?
対応できます。写真とおおよそのサイズ・材質をお伝えいただければ、加工プランをご提案します。現物を工場にお送りいただき、確認のうえでお見積もりすることも可能です。
表面粗さ(Ra)の指定や
測定データの発行はできますか?
指定いただいたRa値を目標に加工を行います。表面粗さ測定器(ミツトヨ製・JIS1994/2001対応)を2台保有しており、測定データの発行にも対応しています。
電解研磨後に白く曇ることは
ありますか?
素材の状態(溶接部の酸化、異種金属の混入など)によっては白濁が生じるケースがあります。事前に材質と加工履歴を確認し、条件に応じた前処理と工法選定を行うことで防止しています。
チタンの研磨は対応していますか?
対応しています。三和産業はチタンの鏡面化を可能にした「チタン電解研磨」の特許技術を保有しています。Ti 1種、Ti 2種、Ti JIS60種などに対応可能です。材質グレードやサイズ、形状をお知らせいただければ、対応可否をお答えします。
対応可能な最大サイズを教えて
ください。
工場持込の場合、最大10tまでクレーンで取り扱い可能です。それ以上のサイズや搬出が難しい設備には、出張研磨で対応いたします。出張研磨は日本全国・海外に対応しています。
電解研磨とバフ研磨の違いは
何ですか?
電解研磨は電気化学反応で表面を溶かしながら平滑化する工法で、耐食性向上・清浄性向上に優れています。バフ研磨は研磨輪で機械的に磨く工法で、鏡面仕上げや外観改善に向いています。目的に応じた使い分け、または組み合わせ(バフ研磨で下地→電解研磨で仕上げ)をご提案しています。
ハステロイやインコネルなど特殊金属の研磨はできますか?
対応可能です。ハステロイC-22、インコネルI-600、カーペンターC-20などの耐食合金への電解研磨実績があります。その他、アルミニウム、純タングステン、純モリブデンにも対応しています。材質情報をお知らせいただければ、対応可否を回答いたします。
少量(1個)や単発品でも依頼できますか?
対応可能です。試作1個から量産まで、数量に応じた対応をしています。「まず1個試してみたい」「10本程度の小ロット」といったご相談も歓迎です。
他社で断られた加工でも相談できますか?
まずはご相談ください。「材質が特殊」「サイズが大きすぎる」「対応できる業者が見つからない」といった理由で他社に断られた案件のご相談を多くいただいています。チタン合金、ハステロイ、大型プラント設備など、対応業者が限られる案件での受注実績があります。

研磨の仕様決定でお悩みなら、まずはご相談ください。

材質や用途がお決まりでしたら、条件に適した工法を即日〜ご提案可能です。
工法選びに迷われている段階でも、お気軽にご相談ください。